アドバイザリー業務

M&Aの対象となる会社または事業の財務・税務の状況を調査する財務・税務デューデリジェンスは、法的権利義務関係および係争中案件に関わる潜在的リスクを把握する法務デューデリジェンスのほか、市場の成長性や事業計画の蓋然性を評価するビジネスデューデリジェンスは、企業買収や組織再編、経営統合を考える際の対象会社または事業の実態調査といえます。当法人には、デューデリジェンスの経験豊富な公認会計士が在籍しておりますので、クライアントの幅広いニーズにお応えします。

非上場株式は一般には証券市場で流通しておらず、公正で客観的な時価が存在しません。株式の譲渡や増資、合併や買収の際に必要となる株式取引価格の評価方法は、企業規模や案件によって取るべきアプローチや評価方法は大きく変わってきます。当法人では、クライアントがどのような背景で株価算定を必要としているかのヒアリングから最適な評価方法の選択を行い、最良の株価算定をご提供します（株価算定手法については以下をご参照ください）。当監査法人には株価評価理論に精通した公認会計士が在籍しております。

具体的には、企業の内部統制が有効に整備されているか、また存在する内部統制が有効に機能しているか確認して、過不足があれば必要に応じた内部統制を整備致します。重要な各プロセス毎に「業務記述書」「RCM（リスクコントロールマトリックス）」「フローチャート」の作成を実施して、会社の業務プロセスの可視化を図ります。

当法人は、IFRS導入支援の経験を有する公認会計士が多く在籍しております。導入にあたっては以下の3つのStepに分けて推進いたします。

Step1：分析
IFRSの導入が会社のステークホルダーに対してどのような影響をもたらすのかを考慮して、慎重かつ多角的な分析を行うことが重要です。 当法人では、予備調査として、経営者および重要と考える各部門担当者に対するインタビューを行い、全社的・個別的な課題を理解したうえで、IFRS導入支援の体制整備および具体的なプロジェクトと手続書を作成します。

Step2：整備
Step1において抽出された課題から、会社の実態を把握したうえで、IFRS上の会計方針を決定し、会計方針を適切に運用するために必要と考える社内体制を整備致します。また、会計方針の決定に際して有益な助言を行い、各種規程・マニュアルなどの文書化作成業務についても支援致します。

Step3：作成
Step2において決定した会計方針に基づくIFRS財務諸表を作成します。 当法人ではIFRS財務諸表の作成を支援するとともに、業務プロセスの改善への助言などを行います。

当法人は会社の規模・業種・組織体系等を多面的に分析して、その会社に適したアドバイスを選択することが出来る会計士が多数在籍しています。特に、金融業、医療・介護事業、製造業などに精通した公認会計士が在籍しております。また、コンサル経験豊富な公認会計士による経営改善を目的とした中期経営計画策定サポート、予算実績管理ツールのご提案、経費削減提案、管理部門のスプレッドシート管理効率化などの支援を行うことができます。